事例

Buranoでワークショップをひらきました。

2019.3.6

Buranoでワークショップをひらきました。

茨城県古河市に、2018年にオープンしたBuranoという二階建ての施設があります。

一階は、障がいのある子供達のデイサービス。
保育園では預かってもらえないような重い障がいで医療的ケアが必要な子供を預かっています。

二階は、その子供達のお母さんが働く場所。
重い障がいのある子供の預け先が無く、これまで自宅で24時間体制で子供と過ごさざるを得なかったお母さんに、
仕事をする機会と、社会とつながる場所を提供しています。

「Buranoをより強く、良い関係のチームにしていきたい。」
代表の秋山さんの想いを実現するはじめの一歩として、
先日、この施設で働く皆さんに、関係性を深めるためのワークショップを提供してきました。

専門的な職種(保育・看護・介護など)の方と、総合的な動きをする方とがいて、
年齢は、20代から60代までと広く、
勤務形態は、常勤と非常勤が半々で、
何人かの方は、実際に重い障がいを持つ身内を持った当事者。
そんな、多様性溢れるチームのBurano。

常勤・非常勤の全員の予定が合い、施設をクローズすることが可能な日(候補日はたった1日でした)に、
私たちのスケジュール(それなりに多忙)が合う という奇跡が起こり、
2月の晴れた日に、半日間のワークショップが実現しました。

和気あいあい、楽しげなおしゃべりと笑い声の中スタートした場ですが、
関係性を深めるのは、なかなか難しいものでした。

Buranoでワークショップをひらきました。

多様性溢れるチームだからこそ、お互いへの尊重も遠慮もあり。
そして、
施設を、業務をうまく回していくために と、バランスされた関係性が整っていました。

今のBuranoってどんなチーム? という問いに、前向きでポジティブな言葉だけが並ぶ。
和やかな雰囲気で、お互いを受け入れ合うやり取りが続く。
極めて肯定的に、今の状況を捉えようとする力学が働く。

でも、関係性を一歩前に進め、一段階深めるためには、
そのバランスが一旦崩れる可能性を受け入れてもらう必要がありました。

なので、ごめんなさい。
関係性を深めるためのきっかけやサインを逃すことなく拾い、投げ返しました。

結果、ワークショップの終盤、
現状のバランスを一旦崩してでも、進化しようとするエネルギーが、部分的ではありますが、表出しました。
次のステージに進化しようとするエネルギーでした。

その後、チームBuranoでは様々な変化が起こりました。良いことも、良くないことも。
その変化を、代表の秋山さんは、前向きな進化へと変えるべく奮闘されています。
そんな覚悟を持った方を支援できることを、心から幸せだと思えています。

ちなみに、今回は、パキッとビシバシモードではない、柔らかモードの二人に変身し、
パワーポイントの資料もスライドも無し!で、
手書き、手作り感を大切に、普段とは違う趣向にて、お送りしました。

Buranoでワークショップをひらきました。

こんな感じの、手作り感も手触り感もあるお仕事、これから沢山提供していきたいね
と、話しながらの帰り道、
我がパートナーは、おやつにハンバーガーとポテト食べてました@古河駅のロッテリア。

Always 全力投球!!!

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