2019.5.30
一人ひとりのキャリア自律がなぜ必要なのか?
どう実現していくのか?
企業成長にどう繋げていくか?
そんな大きな問いを掲げ、
リクルートワークス研究所Works編集長の石原直子さん&キャリアライブの横山さん&bouquet という座組みで定期開催しているシリーズものセミナー。
今回は新コンテンツの「部下のキャリアを育む1on1」で、お届けしました。
少人数で密度の濃い場と時間 を、コンセプトにしていますが、
今回は、人事関連の方から現場マネジャーの方まで、20名弱の方がご参加。
冒頭、簡単に参加目的をシェアいただくと、
・1on1の導入を検討しているが、そもそも自社にフィットするのか、させられるのか?どんなやり方が良いのか模索中。
・1on1を導入してみたものの、結局、これまでの面談の延長線上に落ち着いてしまっていて、、、
・数年前から1on1を導入しているが、今一度見直したい。より効果を高めるために、何が必要なのか。
・えー、石原直子さんの話が面白そうで!笑
と、様々語られる背景。
前半は、石原直子さんからアンコンシャスバイアスについてのお話。
誰もが持っている。でも、アンコンシャス(無自覚な)だから、気づけないし、扱うのが難しいバイアス。
その存在を、ちょっとしたエクササイズで実際に味わいつつ、
アンコンシャスバイアス とは何なのか。
私たちにどう影響を与えるのか。
どう付き合っていけば良いのか。
を、
企業におけるマネジメントにおいて、
さらには、今回のセミナーテーマである「部下のキャリアを育む1on1」の文脈で、
いつものように力強く、時に笑いも誘いながら、わかりやすーく話していただきました。
知的好奇心が刺激されて満たされていく。
そんな時間。
からの、
じゃあ実際に1on1を導入して、部下育成、組織成長につなげていくためには?
を、我々から。
セルフチェックシートで、ご自身や自社の1on1の現状を明らかにしていただいたら、
1on1の4p(独自のフレームで、今回お披露目の自信作です!)に基づいて、1on1の全体像を整理。
この4つのpをうまく取り扱って効果的な1on1を実現していくためのコツとあわせて、
上司にはどんな備えが必要なのか?
会社として何をしたら良いのか?
まで、お伝えしました。
今回は、自分自身の「部下観」を知るワークも一部体感いただき、
「問いの力」のディスカッションも盛り込み、
相変わらず欲張り盛り込みすぎの自分たちを認識する2時間ではありましたが、
濃く充実した時間をお届けできたと思います。
最後に、
参加いただいた方からの感想をご紹介します。
・現在社内で1on1の企画をしていることもあり、1on1の定義や4Pなど、とても分かりやすく整理された内容をお聞きし、理解が深まるとともに、社内で実施する際に気を付けるべきポイントもみつかったように思います。
(マネジャーにすべてを任せていくのではない役割分担の考えなど)
・部下の話を聞くにあたり、自分の意見を伝えたい衝動をどう抑えるか(自分の感想を脇に置く訓練)について、自己のバイアスの理解からそれを進めていくとスムーズである、というのもワークの体感とともに実感ができました!
こちらのセミナー、次回は7月26日(金)に予定しています!