事例

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

2019.6.14

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

大学生協事業連合さまとのお仕事で、
まさに入学式終わりたてほやほやの新入生に「キャンパスライフ」をデザインするセミナーを実施しました。昨年に続き2年目です。
いつもお客さまは企業なので、あまり意識していないけど当然相手は大人ばかり。18歳相手、とは、私たちも枠を超えての実施です。

内容は、自分自身の心の声に気付き(難しいですがメタ認知やセルフという言葉で紹介します)、これまでを振り返って自分の軸に気付き、先輩の力を借りてこれからのイメージを持ちながら、自分の枠を超える決意をするというもの。
普段、企業向けにやっているキャリアワークショップと近しいコンテンツです。18歳でも普通にできます。(昨年の初回はドキドキでしたが、できることが分かったのでどんどんやってます)

スタートは車座になり自己紹介から行います。
これがまた、場の緊張度120%でちょっとだけかわいそうなのですが、互いの顔を見合う、自分が「呼ばれたい名前」を言う、自分の今の気持ちを言うことで、何だか仲間になるのです。「呼ばれたい名前」を先輩が面白おかしく枠を超えてくれると、更に場は和み、「苗字にしちゃったんですけど、やっぱり名前で呼んでください」と書き換える新入生も出てきます。

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

講師としては、「この環境で話したことが、既にみんな自分の枠を超えているんだよーー」と心の中で叫んでおります。

今年は、points of youのカードを使っての自己紹介も取り入れました。直感で選んだカードを通じて自分らしさを語ることで、自己開示のハードルが少し下がる上、突っ込んだ話も可能になります。はじめまして同士が知り合えていく時間です。

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

次に、「ライフライン」を使って自分のこれまでを話します。話す、だけでなく、インタビューという形式が私たちのワークショップの特徴です。自分の「軸」「大事にしていること」を少しずつですが明らかにしていきます。ここで、アニメ、とか、サッカーとか、「スキ」な「事」にせず、一人でコツコツ頑張ること、とか、仲間と連携して助け合うこと、のように「ダイジ」な「価値観・気持ち」にしていくことが、難しいですがポイントです。

そこから、大学生活の予測をします。グループで、出来事、周囲の環境、自分の気持ちを、1年の夏には、2年生になったら、3年だと…と時系列で予測します。
そこに先輩が参戦し、自分自身の経験を話します。

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

また今年はパネルトークも導入。大学生になって一番のギャップは?ここからの大学生活これだけはやろうと思ってることは?などなど、先輩たちは初めてみた問いでも、一言ピッチでテンポよく回答してくれます。これがまた、同じ大学の先輩たちなのに多様で興味がそそられ、とてもいいのです。
続きは、ちゃんと連絡先を交換して聞いてほしいので、あくまで一言ピッチです。

講師としては、「先輩がすぐ答えられることが、ちゃんと軸を持って流されずに大学生活を送ってるってことだよ!」とメッセージを送ります。

最後に、各自これからの自分を考えます。どんな大学生活にしたい?どんな大学生活にはしたくない?をイメージした上で、一つ自分でチャレンジしたい「枠越え」を考えます。何でもいいのです、この場で一つ考えてみんなに言ってみることが大事なのです。

最後のメッセージは、今決めたことも「変わる」と思うんだけど、変わることも知って受け入れてね、とお伝えします。ただ流されていく、のでなく、いちいちちょっと考えると振返っても後悔しないキャンパスライフになる気がするのです。
そして今回のセミナーは、お手伝いの先輩たちがすっかり全てのグループワークに参加してました。1年生から大学院生まで、楽しい場でした。

早稲田大学・新潟大学・千葉大学でキャンパスライフデザインセミナー!

さあ、4年間、楽しんでねー。

最後に、受講者のレポートを1つご紹介します。

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私がこのセミナーを受講するきっかけは、生協のチラシを見たことでした。母に薦められ、受講を決めました。正直、あまり乗り気ではなかったところがありました。

今までの私なら、絶対にこのようなセミナーへは参加しないし、実際申し込まれたらから来た くらいの気持ちでしたが、受講後は見える景色が全く違いました。
大学4年間の展望を今のうちから見据えて、1年、1ヶ月、1日を過ごすことの大切さを、先輩のリアルな声や講師の方の体験談から感じることができました。

大学生活は授業での学びだけではなく、社会貢献、様々な人との関わりを持てるビックチャンスであると思いました。
きっと、この講座を受けていなかったら、私が今どのような状況であるか、将来どうなっていたいのか、何が足りていないかに全く気づかずに流された生活を送っていたことと思います。意思が明確になったと感じています。

将来、私はネットを使った教育について学んでいこうと思っていましたが、今日講座を受けたことで、自分が「やりたいことだけでなく、苦手なことにも挑戦していきたい」と思っていることに初めて気づきました。
自己を定期的に見つめ直し、自分がどうありたいか、そのためには何が必要かを熟考し、絶対に行動に移そう、能動的に、主体的に動こう、そう強く思ったセミナーでした。

早稲田大学 人間科学部 Tさん

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