高島屋では正社員だけでも約300名ものワーキングマザーが各職場で活躍しています。
女性活躍推進に積極的に取り組み、着実に成果を上げてきたものの、さらなる育児勤務者(=時短勤務者)の活躍にむけて、“育児勤務者の本質的な戦力化”についてはまだ課題を抱えていました。
『育児勤務者向けのサポート制度の充実で「働き続ける上での安心感」を提供する一方で、意欲ある人材にはフルタイム勤務への早期復帰、さらにはマネジメントへの挑戦を促したい。』
そんな想いから、育児勤務者のさらなる活躍推進にむけて、キャリアアップへの意欲醸成を目的としたプログラムを開発・実施いただきました。
これまで3年間、毎年100人ほどのワーキングマザーの方に受講いただいているこのワークショップですが、初年度のプログラムと、3年目のプログラムで内容が大きく進化していることにこそ、この取組みの大きな成果があります。
時短勤務はいつか終わる。その時の自分のために、時短勤務をしながらも、自身のキャリア開発に意欲的に向き合おうとする方が増えていっています。
受講者の中から時短勤務のマネジャーが誕生していることも大きな成果でしょう。
我々も同じワーキングマザーとして、等身大のアプローチで向き合いました。
家庭のこと、子育てのこと、仕事との両立の大変さについては十分にわかった上で、あえてそれらの話題は扱うことをせず、「高島屋で、この先のキャリアをどう積み上げていくのか?」という問いにとことん向き合ってもらいました。
国内外に展開する老舗百貨店。
「まちづくり戦略」を掲げ、百貨店、商業開発、金融業をはじめとするグループシナジーにより、その地域環境に合わせた最適な商業施設の開発と運営を行う。
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