Case. 05

時短勤務者100人ワークショップ

Point

  • 育児勤務者約30名ずつを対象とした半日のワークショップを、毎年、東京2回開催、大阪1回開催の合計3回開催
  • 対話を中心とした設計で、お互いに問い、問われる中で、自身のエネルギー源(スキ・トクイ・ダイジ)を明らかに
  • キャリア形成において“ワーキングマザーが陥りがちな罠”と、乗り越えるコツを提供

Theme

会社からの期待を明確に伝え、お互いに握り合う

高島屋では正社員だけでも約300名ものワーキングマザーが各職場で活躍しています。
女性活躍推進に積極的に取り組み、着実に成果を上げてきたものの、さらなる育児勤務者(=時短勤務者)の活躍にむけて、“育児勤務者の本質的な戦力化”についてはまだ課題を抱えていました。 『育児勤務者向けのサポート制度の充実で「働き続ける上での安心感」を提供する一方で、意欲ある人材にはフルタイム勤務への早期復帰、さらにはマネジメントへの挑戦を促したい。』
そんな想いから、育児勤務者のさらなる活躍推進にむけて、キャリアアップへの意欲醸成を目的としたプログラムを開発・実施いただきました。

株式会社 高島屋 株式会社髙島屋
人事部 ダイバーシティ推進室

室長 飯島様
担当次長 須江様

Output

株式会社 高島屋

これまで3年間、毎年100人ほどのワーキングマザーの方に受講いただいているこのワークショップですが、初年度のプログラムと、3年目のプログラムで内容が大きく進化していることにこそ、この取組みの大きな成果があります。
時短勤務はいつか終わる。その時の自分のために、時短勤務をしながらも、自身のキャリア開発に意欲的に向き合おうとする方が増えていっています。
受講者の中から時短勤務のマネジャーが誕生していることも大きな成果でしょう。

株式会社 高島屋
  • 自分にとって働くとはどういうことなのかを改めて認識できた。これからのフルタイム復帰は不安だらけだが、仕事をすることは楽しい、好きだと改めて気づけたので、どうしたら自分・家庭・職場にとって良いように働き続けられるか、前向きに考える良い機会を与えてもらえた。
  • 色々な立場、環境の育児勤務者の方と話ができてとても有益だった。ついつい日々の仕事に忙殺されて、一定の価値観しか持てなくなってしまう中、みんな違ってみんな良いんだと改めて気づかされた。
  • 漠然と抱えている不安を具体的にすることで、しっかり向き合い、対策を立てていくことが大事だと感じた。
  • 育児に追われる毎日だが、一段落した時に自分がやりたい仕事に就けるよう、時短の間もしっかりとスキルアップしたい。時短だから、子育てがあるからに逃げず、自分のキャリア形成をしっかり考えていきたい。
  • 自身のキャリア形成において、何に重きを置いているかを発見できた。客観的にこの会社で享受出来ていることを捉えなおして、やる気につなげ、行動していきたい。

参加者アンケートより

Idea

株式会社 高島屋

我々も同じワーキングマザーとして、等身大のアプローチで向き合いました。
家庭のこと、子育てのこと、仕事との両立の大変さについては十分にわかった上で、あえてそれらの話題は扱うことをせず、「高島屋で、この先のキャリアをどう積み上げていくのか?」という問いにとことん向き合ってもらいました。

株式会社 高島屋

国内外に展開する老舗百貨店。
「まちづくり戦略」を掲げ、百貨店、商業開発、金融業をはじめとするグループシナジーにより、その地域環境に合わせた最適な商業施設の開発と運営を行う。
https://www.takashimaya.co.jp/corp/

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