Case. 03

新規事業立ち上げフェーズのチームビルディング

Point

  • 組織・メンバーの状態を見極めて、複数回のセッションを実施
  • 楽しみながら一人ひとりの特性や動機を深く知り合う
  • 本音で対話し、チームのありのままの姿を明らかにする
  • 互いを尊重し合う、安心安全のチーム状態を実現

Theme

互いを尊重し合う強いチーム

子どもたちと家族を取り巻く社会問題の解決に取り組むNPOフローレンスが2019年9月にローンチした新サービスが、医療的ケアシッターサービスの「ナンシー」。
新メンバーを迎え組織が拡大していくことの難しさを他事業で経験していたため、先手でのチームビルディングが必要だと思いました。

サービスがローンチする前、ローンチ直後、ローンチしてから半年、と3回のチームビルディングセッションを実施しました。

認定NPO法人フローレンス 認定NPO法人フローレンス
障害児保育事業部

黒木 健太様
安野 早紀子様

Output

認定NPO法人フローレンス

3回のセッションを通じて、チームの状態はとてもいい感じになっています。
現場の看護師と事務局が互いを認め合いながら、ナンシーのミッション・ビジョンに向かって進んでいると実感できています。
心に熱い情熱を秘めている、人を支える深い優しさがある、など一人ひとりが互いを表面的でなく深く知り合い認め合っているからこそ、「ムダな配慮」がいらないのです。
3回目は、自分がナンシーで実現したいことを語り合う場を設けました。
自分個人の枠を超えて、ナンシーの幅が大きく広がる感覚を得ました。
チームをハッピーにする“幸せ係”も発足し、日常的にもこの安心安全のチーム状態を継続するよう心掛けていきます。

Idea

認定NPO法人フローレンス

とても難しい社会問題にチャレンジする事業。
チームの状態がその成功を左右します。

他事業の経験から当初は現場と事務局の壁をつくりたくないというお話でしたが、今存在していない壁を恐れる手前の一人ひとりを理解し合う・尊重し合う方法で同意しました。
毎回、チームがどんな状況にあるのかを事前にヒアリングし、セッション内容を設計しました。
「仲良しチームをつくるためにチームビルディングをするのではない。」
その意図を大切に、みなさん一人ひとりの様子をみて、声を拾い、その場で一緒につくっていくことを大切に関わりました。

認定NPO法人フローレンス

「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指す社会問題解決集団として、「訪問型病児保育」「障害児保育」「小規模保育」など、常識や固定概念にとらわれない新たな価値を創造。
https://florence.or.jp/

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