Case. 02

時短勤務者向け人事制度構築/運用支援

Point

  • 経営の「活躍し続けてほしい」というニーズを制度という形でメッセージアウト
  • 育児勤務者を一括りにせず、キャリアや働き方の選択肢を用意
  • サービス業ならではの難しさに向き合い、現場での活躍を支援する仕組み
  • マネジャーと対象となる育児勤務者間で本音の対話を行い日常につなげる仕掛け

Theme

復職両立支援から戦力化支援

全国でホスピタリティビジネスを展開する当社では、「豊富な経験とあふれる才能を備えた女性が、生涯を通して社会で活躍し続けられる職場環境を目指す」というポリシーを掲げ、育児勤務中の女性社員に向けた施策(ポジティブ・ママズ制度)を充実させてきました。
事業・組織が拡大し、子育てしながら働く女性社員が増える中で、徐々に不具合も生じ、現場のマネジャーもマネジメントの難しさを感じ始めていました。
改めてポリシーに立ち返って、育児勤務者の活躍を後押しする制度に改定。運用にリアリティを持つために育児勤務者からプロジェクトメンバーを募り、ママズ対象とマネジャー対象の説明会・ワークショップを企画実施しました。

株式会社ポジティブドリームパーソンズ 取締役執行役員
天野 泉様
経営管理統括本部
和田 千春様

Output

株式会社ポジティブドリームパーソンズ

育児勤務者を一括りせず、その多様性に対応する。

一方で、経営のニーズは明確に伝え、期待をかける。



掲げた設計方針に基づき、育児勤務者の傾向を3つのタイプ(仕事コミット ⇄ 家庭優先)として想定し、それぞれに適した選択肢を制度として用意しました。

結果、想定した以上に「仕事にコミット」を選択する人材が多かったことが、まず大きな成果です。

その後、育児勤務中の人材を要職につける経営の意思決定も生まれています。



制度の運用を通じて個々の志向やタイプが把握できるようになったことは、各現場のマネジメントにも大いに効果があり、上司部下での本音の対話へとつながっています。

Idea

経営のニーズが育児勤務者本人や現場に正しく伝達されるよう、導入時には場のつくり方を工夫しました。

制度改定に込められた意図、仕組の詳細を丁寧に伝え、経営との対話も取り入れた説明会を実施。

必要な方には個別面談も実施し、個々人が納得のいく選択ができるようサポートしました。


また、実際に活躍している育児勤務者をプロジェクトメンバーとして収集。

活躍のリアルをベースに、育児勤務者本人向けには自分らしい働き方を考えるワークショップを、現場のマネジャー向けには理解促進を促すワークショップをそれぞれ実施。

キャリア開発に重要なことを考える機会を双方に提供しました。

株式会社ポジティブドリームパーソンズ

ホテル・レストラン・ウェディング・宴会施設・フラワー施設の企画運営、コンサルティングの6つのサービスを通じて、感動をビジネスとして展開し、世の中に必要不可欠な企業となる為、日々進化し続ける感動創出企業。
https://www.positive.co.jp/

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