コラム

働く母、小学校受験に挑戦する(中編)

2015.5.27

前編は小学校受験を決め、準備スタートした時期についてでした。
今回は、受験勉強が本格化してきた時にどのように仕事と両立したのか?
受験で一番大変だった時、その時Sさんは…?
経験者にしか話せない超リアルな声を伺ってきました。
皆様、是非ご一読ください!

—仕事と受験勉強、どのように両立されたのですか?

家のことをほとんど母にやってもらいました。1年間はほとんど住み込み状態で母にやってもらいました。
母も喜んでやってくれましたね。仕事は機種別に担当がわかれているので、時間の融通がきくんですよね。
自分で仕事をマネジメントできるので、今日はここまでやってしまって、明日は早く帰ろうとか。
ただ、そのかわり誰も手伝ってくれないので、結局1人で挽回するしかないんですけどね(笑)
実は子どもが塾から帰ってきた後に会社に戻ったりしたこともありました。
そんな感じで仕事は自分で調整しながら進めていきました。

働く母、小学校受験に挑戦する(中編)

—一番大変だった時のことを聞かせてください。

子どもが嫌だとかやりたくないとか言わないタイプだったので受験勉強をしやすかったんですが、
一方で可哀想なことをしてるな…という気持ちがありました。
幼稚園が終わった後、他の子ども達は外で遊んでるけど、息子は勉強しなきゃいけないじゃないですか。
そうすると、ベランダにでて「あ、○○君の声だ〜!」とか言っている姿をみると
可哀想だなと思うこともありました。あとは、一時期チックになっちゃったこともあってそれは心配しました。

—受験を辞めようと考えたことはありますか?

ないですね。通っていた塾の親のメンタル教育がすごくて。
「受験をはじめたのは子どもではなくて親だ。その親から辞めるなんてとんでもない。」みたいな考えでした。
塾としては、ビジネスだから辞められたら困るというのもあったと思いますが、
でも私にとってはそれが有り難かったです。チックに関しても、塾の方が心配してくださったりしたのですが、
ほとんどの方があるらしく乗り越えて欲しいと言われて、
そのまま活動していったらいつのまにかチックはなくなっていました。

—逆に、仕事を辞めようとは思わなかったんですか?

確かにもう少しお勉強に付き合ってあげたい気持ちもあったのですが、
私の中でそもそも働き続けたい欲求があるんですよね。出身は新潟なんですけど、東京に来て、大学いって、
留学して、就業してって、かなり親にお金をつかわせています。
投資分を社会から回収したいなという気持ちもあるし、親の期待に応えてあげたいなというのもありますね。
あとは会社を辞めたら、正社員で今と同じような待遇で復帰できるのだろうか?という不安もありましたね。
今の会社はとても良くしてくれているし、働きやすいんです。

後編につづく…

 

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