コラム

働く母、小学校受験に挑戦する(前編)

2015.5.13

今回のテーマは「ワーキングマザー×小学校受験」。
小学校受験というと、受験科目構成によりますが、
“子ども”というより“親”の受験、親の努力が結果を左右すると聞きます。
それでなくても、毎日を分刻みのスケジュールの中を生きているワーママにとっては、
小学校受験をするという決断はかなりの覚悟が必要になるはず…。

 

そんな小学校受験に挑戦し、時短を使わずフルタイムで働きながら
お子さんを難関小学校の合格まで導いた方がいます。
ゲーム業界の会社、販売部門に勤めるSさんです。小学校受験をどうしてスタートしたのか、
フルタイムで働きながらどのような受験準備を行って合格まで導いたのか、
日々の生活スタイルから悩みまで、リアルな声を伺いました。
Sさんの話を聞いていると「できないだろう」と思っていることも、実は自分が制限をかけているだけで、
「やる!」と自分が決めてしまえば、何とかできるものなのだなぁ〜と勇気をもらいました。
皆様、是非ご一読ください!

働く母、小学校受験に挑戦する(前編)

—現在はどのようなお仕事をされていて、どんな働き方をしていますか?

ゲーム業界の会社で業務用ゲーム機器の販売部門に勤めています。
所属しているのは、営業部のサポートをする部署です。

—産休育休復帰前と同じ仕事ですか?

元々は海外営業をしていました。復帰してからは、営業サポートの部署をつくってもらって異動しました。
私の居場所をつくってくれた会社には感謝しています。

—今の働き方はどのような感じですか?

復帰直後は時短をとっていたのですが、復帰して4ヶ月で定時に戻したんです。
打合せの時に先に帰るのが耐えられなかったし、時短だとキャリアアップはのぞめないと感じたのもあります。
今は9時から18時、帰宅は早くても19時という生活です。小学校受験の時には、時短に戻そうかと思いましたが、結局フルタイムで続けましたね。

—どうして小学校受験をしようと思ったのですか?

私の周りで中学受験をしている方の話を聞いたのですが、かなり大変だなと思ったんです。
小学校が終わる時間になったら、車でお迎えに行き、小学校に車を横付けして軽食をとらせて
着替えさせてから塾におくって、家のことやって帰ってきて夜12時ぐらいまで勉強を付き合う、という話を聞いたので、それは仕事しながら無理だなと。一方で、小学校受験は受験期間が1年間だけなので、
それだったら私にもできるかなと思いました。受験校を決めた理由は説明会にいった時の先生の話が凄く良かったのと、受験科目がペーパーの割合が高かったから。うちの子の特徴的として、行動観察、面接よりも
ペーパーの方が合っているかなと思ったので、そこに決めました。

—いつぐらいから準備していたのですか?

1歳ぐらいから意識はしていましたね。ご飯を食べ終わったら机にむかうという習慣をつけたり、
机にむかって迷路をやったり。それを毎日続けていました。
2歳になったらお工作と体育の教室には通わせておいて、年中の11月になってから受験の塾に入れました。
ほぼ毎日通っていたのですが、幼稚園から帰ってくる頃に帰ってきて、車に乗せて塾まで連れて行く。
結局、有休はこれ以上とれないぐらいとっちゃいましたね。

 

中編につづく…

 

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