リーダーシップは様々定義がありますが、チームやメンバーを率いて前進させる統率型をイメージする方が多いと思います。
今回の研修の場でも、はじまりの「チェックイン」（今感じていることを言葉にする導入の時間）で、
「リーダーシップ… 自信ない」
「自分はどちらかというとリーダーについていくタイプ」
という言葉が聞かれました。
それも一つのリーダーシップのあり方なのですが、私たちは、
「リーダーシップは、自身の内側にあるアイデンティティを自覚して外側に発揮すること」
と定義しています。
ですから、研修の仕立ては、
Day1は、とことん自分の内側を探る
Day2は、内側からの疼きを知って発揮の仕方をデザインする
としています。
根=ROOTsから ということで、研修名になっています。
場としては「研修」というよりも 仲間の力を借りてたくさんの問いに向き合う「ワークショップ」になります。
普段考えたことのないような問いですから、仲間の存在、そして対話が必要になります。
今回のご参加者も少しの戸惑いを見せつつも、大きな好奇心を持って、他者に関わり、自分と向き合っていただきました。
いわゆる大企業で、ハイパフォーマーとして選抜された方々でしたが、
だからこそ、
「そもそも私ってさ…」
を探求する時間は意義深いものがあったようです。
終わりのチェックアウトでは
「意外な自分を発見できて嬉しかった。新しい自分のリソースとして生かしていきたい」
「面談で「強みはなに？」と聞かれるのが嫌だった。でもこれからは自分から「これが強みだからこういうことをしたい」と伝えていきたい」
と力強いROOTsが感じられました。