コラム

働く母、小学校受験に挑戦する(後編)

2015.6.10

中編は受験勉強が本格化してきた時期の両立の仕方についてでしたが、いよいよ後編。
合格発表、小学校入学、そしてSさんの今後のキャリアビジョンについてもお聞きしました。
皆様、是非ご一読ください!

—受験発表はどんな感じでしたか?

もう、本当にほっとしたという感じ。
ずっと子どもらしい時間を削らせてしまったという感覚もあったから。
うちの母や主人は泣いていました。号泣。
受験結果が郵送でくるので家の前を動物園の猿のようにうろうろしていました。
周りから封筒から振込票が透けて見えたら合格だよということを聞いていたから。
振込票、振込票、っていう感じで。
振込票が透けてみえてあんなに喜んだのは初めて(笑)

—小学校に通いはじめてのご自身と子どもの変化について教えてください。

小学校に行ってからの課題も多いし、塾よりも大変だなと思ったこともあって、
一生懸命ついていくので必死。
親は、毎月勉強会で神父様の話を聞く日や子ども達に本を読み聞かせる会があって、
出し物を何にするかとかの話し合いがあったりと、結構学校に通っていました。
3年生になったら落ち着きましたけどね。今は塾に通わせているのでそのサポートは続けています。

働く母、小学校受験に挑戦する(後編)

子どもの方は大変だったんじゃないかな。
幼稚園では何でもできる方だったのに、頑張ってもいい方にはなれないから。

この間、読売の子ども新聞に耳が聞こえない子の話の記事を読んであげていたら
「自分ではわからないけど、自分ってどこか悪いんじゃないかと思っていた。
大きくなってから、耳が悪いことに気付いた。」みたいな文章の時に
「俺も先生が早口で指示して、自分だけができていなくて。おかしいんじゃないか思った。」
と言っているのを聞いて、せつなくなりました。
先生曰く、自信が凄くある子の集まりなので、最初はボス猿争いみたいなものが凄いけど、
2学期になるとお互いを認められるようになるらしく。うちも落ち着きました。

—今後のご自身のキャリアについて考えていることを教えてください。

この間、子どもが耳の調子が悪いと言っていたので、
耳鼻科に連れて行こうと思っていたのですが、仕事が忙しくていけなくて…。
次の日にいったら、急性中耳炎だった。こういうことは避けたいんですよね。
あとは、単純に子どもと一緒に過ごせないと凹みます(笑)
子どもが中学校に入ってから、キャリアについては考えていこうかなと思っています。

Contact

株式会社bouquetのサービスや、お仕事に関するお問い合わせはこちらから。

お問い合わせフォームへ